2022年10月25日火曜日

思うこと 心が豊かである

 『心が豊か』であるためには『足るを知る者は富む』(人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということ。)の考えが必要だと思います。

どんなに、たくさん持っていても自分自身が足りないと思うならば豊かではない事になります。

もし、少ししか持っていなくても、十分持っていると自分自身が思うならば豊かであることになります。

『心が豊か』であるためには、満たされた感覚が必要です。決して物や事柄が沢山あるから満たされる訳ではありません。

たとえ無理をして欲しい物質をたくさん手に入れたとしても、一時的に心が満たされるだけで長く継続する事はありません。必ずたくさんある状況に慣れてしまい『もっと』と考える様になりますので、根本的な改善方法を取り入れてゆく必要があります。

満たされた感覚は心の動きであり、物質的な事柄では無く思考や考えなどの感覚的な目に見えないものです。

物質ではない、心が感じる・心が動く事に関しては、全て自分自身の考え方や思いで決まってくるものですが、長年の間に形成してきた『観念や常識』によって意図する考えや思いを阻害する事、ブロックする事になってしまいます。

みんなが持ってい居る、自分はこれでは満足できない、不公平だ、と感じる原因となる『観念や常識』を見直して『満たされた感覚』を得るために、不足しているとは考えずに理由や根拠を明らかにして調達する、作成する、知恵を使って改善するなど前向きな思考が必要となります。

どのような物や事柄に対しても欲深くならずに満足する事が出来るのならば、心も豊になって行くのだと思います。

思考のブロックには『お金持ちになるには汚い事を行わなければいけない』『清い事は貧しい事』『お金をたくさん持つ資格がない』などの『観念』によるブロックもあり、このブロックにより『お金が手に入らない』という現実が創造される。自身の放つエネルギーの影響により現実が変化するという考え方もあります。

自分自身の思考に関して注意深く観察する必要があると感じています。

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