2022年10月12日水曜日

思うこと 穏やかな心で

 『穏やかな心』で継続的にいる為には、まず最初に『不平不満、愚痴、泣き言』の思考から離れて行く事を意識しなければなりません。

『不平不満、愚痴、泣き言』は、無意識の内に口にしたり、考えたりしている事が多いと思います。

『不平不満、愚痴、泣き言』を発している事を注意深く観察し発した事に気づくようにして下さい。

発したことを気づいた後には、なぜ『不平不満、愚痴、泣き言』を口にしたり、考えたりしているのか、理由を明確にする事が必要です。

理由が判明したならば、様々な方法で『不平不満、愚痴、泣き言』の意識から離れる為に、解決する、考え方を変える、などの対策に取り組むことが大切になります。

無意識の領域から発せられる負の感情は『思考のクセ』である場合が多いです。

『思考のクセ』は、何も意識的に判断することなく『不平不満、愚痴、泣き言』などの負の感情が頭を占めて、正当な思考として取り扱われる事になります。

なかなか、この思考から抜け出せないのは、発端が無意識からの発信になるからです。

負の感情が、無意識から顕在意識に上がった時に、しっかり判断・評価・対応が出来る様に準備(心構え)が必要です。

『不平不満、愚痴、泣き言』の意識では、いま置かれている現状を改善する事は出来ません。

『不平不満、愚痴、泣き言』は他人軸であり自分は存在していません。他人の動向に左右される意識だからです。

無意識の領域を直接コントロールする事は簡単には出来ません。

間接的な対応方法として、根気強く取り組んで行くことが必要となりますが、無意識に発せられた思考が顕在意識の上に表面化した時に、繰り返し繰り返し訂正を行う事で無意識を書き換えてゆく事が可能です。

無意識に発せられる負の感情には、『不平不満、愚痴、泣き言』以外にも様々な思考があります。

悲しい・寂しい・辛い・等の様な、負の感情に対して蓋をしてしまい、気づかないふりをしてしまう事は良くある事だと思います。

負の感情だとしても感じている事を否定せず一旦受入れる必要があります。

一旦受け入れた後にどのように考え対処するのか冷静に判断する事が望まれます。

無意識であろうと顕在意識であろうと、感じた感情は自分自身にとっての真実です。

自分を騙したり嘘をついたりせずに感じた感情は一旦受け入れて、それからどのように対処するのが良いのか、感情をしっかり感じた上で対処して頂きたいと思います。

このプロセスを繰り返す事で、無意識が発する負の感情は減って行き『穏やかな心』に近づいてゆくと思います。

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