人は生きて行く中で、コミュニティや社会と上手く協調して行くために、様々な常識や観念を身に着けて行くのだと思います。
この常識や観念は円滑な社会生活を送る上で必要な意識や考えであると、自分自身の中で認識・肯定されていると思いますし、現実的にコミュニティや社会と上手く協調して行くためには常識やルールは必要な物であると思っています。
しかし、強すぎる常識や観念・固定概念は、時に自己犠牲を強要したり、他人に対する批判や断罪する意識へと結び付いて行きます。
強すぎる常識や観念・固定概念が招くネガティブな感情の発生は、思っている以上に頻度が高く強い物となります。
引き起こされるネガティブな感情は、不平不満・怒り・愚痴・泣き言となり、自分自身の心を傷つけたり、エネルギーの周波数を低下させる原因となって来ます。
人が放っているエネルギーは周波数が高いほど、ポジティブで明るいエネルギーです。
ポジティブで明るいエネルギーの状態であれば、やる気が出る、優しくなれる、など心身ともに良い状態であると思います。
逆に、周波数の低いネガティブで暗いエネルギーの状態であれば、やる気が出ない、攻撃的になる、など心身ともに悪い状態であると思います。
社会生活を営む中で築き上げてきた、常識や観念・固定概念は正しい考えである!という意識が強いのではないかと思います。
私自身にも『近頃の若い者は』『そんなの常識だろう!』『何故そんな事も出来ない!』『言わなくても常識だろう!』『分からなかったら聞けよ!』『そんな初歩的な事も分からないのか!』『自分が無理すればこなせる!』『自分が我慢すれば』などなど数えきれないほど沢山あります。
本当に必要な常識や観念・固定概念なのか、自分の都合で築き上げた常識や観念・固定概念ではないのか、深く考える必要があります。
例に挙げた、私の中の常識や観念・固定概念は自分を肯定するために、自分の都合で築き上げた意識だと認識しています。
自分が持っている常識や観念・固定概念に抵触する事柄や出来事は日常にたくさんあります、その影響により発生するのはネガティブな感情である事が大多数です。
ネガティブな感情の発生を減少させることは、考え方を少し変える事により可能です。
ポジティブなエネルギー状態を長く保つためには、ネガティブな感情の発生を減らしたり、感じる時間を短くするために、常識や観念・固定概念を見直す取り組みが必要だと思っています。
決して、ネガティブな意識や感情が悪いと言っているわけではありません。ネガティブな意識を感じる機会や時間を短くする方が、自分自身やその周囲にとって良い状態になる。と考えています。
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