2022年12月11日日曜日

思うこと 不幸を予期するから不安になる

19世紀のフランスを代表する小説家、バルザックは『結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだ。』と書かれています。


確かにその通りだと思います。バルザックの言う通り、殆どの場合は起きてもいない事に対して、恐れや不安を抱き自分自身を苦しめる事になっています。

様々な出来事に対して、準備を整える事は大切なのかもしれませんが、全てに対応することは不可能であり出来る範囲で準備をする事しか出来ません。

そして、起きてもいない事に対して、恐れや不安を抱き自分自身を苦しめる必要もありません。

自らネガティブな思考に陥る必要は無く、出来る範囲で準備したから大丈夫!のような前向きな意識状態を保つことの方が、冷静に判断したり行動する事が出来る状態で居られるのだと思います。

報道などで報じられるような、災害や事件・事故についても、全てを防ぐことは出来ませんし、この場合どのように行動するのか考えるだけで十分では無いと思います。

いたずらに、自分自身の恐れや不安を呼び起こすような思考に傾く必要はありませんし、エネルギーの状態を保つ意味でもほどほどに考える事が大切であると思っています。

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