昨日の続きになりますが、仏陀が説いた教えで「自灯明法灯明」=「他を頼りにすることなく自分を灯明の明かりとして進み、正しい法を灯明の明かりとして進みなさい」という教えがあります、
メッセージからも『必要な物は全て自分の内側にあります。』と伝えられております。
同じような内容であると思いますが、仏陀の教えにある『正しい法を灯明の明かりとして』について、それぞれの人の心の奥には正しい考えや進むべき方向を示す明かりが灯っています。と解釈しています。
しかし、心の奥の声はとても小さくて聞き取りにくかったり、感じなかったりと分かりにくいと思っています。
小さくて聞き取りにくい心の声を聞き取るためには、自分の心と思考を『穏やか』な状態とする必要があるのだと思っています。
心がザワザワしていたり、頭が一杯で余裕がなく、思考がグルグルしている状態では、小さくて聞き取りにくい心の声を聞き取ることが困難だと思います。
小さくて聞き取りにくい心の声を感じ取る一番わかりやすい判断方法が『ワクワク』する感覚だとバシャールを始め多く人が提唱しております。
小さい心の声を聴くためには、古い観念や固定概念・常識の働きを弱めてゆく必要がありますが、それを実現して行く取り組みが内観や瞑想になるのだと思います。
取り組む切っ掛けとしては、強い否定感や不安・不平不満・怒りなどが発生した時こそが、自分自身と向き合うチャンスになると感じております。
なぜ、そのような意識が生まれるのか、原因はどこにあるのか、深く深く自分を見つめなおす必要があります。
古くて強い観念が原因である場合、強い抵抗感や苦しみ、怒りなどが生じる事もあります。その場合には、あまり深く探求せずに他の事柄の対しての取り組みに切り替えて下さい。自分自身を強く苦しめる、取り組みはお勧めしません。
少しずつ、そして長い期間に渡って取り組み続ける事が大切だと思います。
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