「自己肯定感」について、日本では"自分自身に満足している"や"自分には長所がある"と思っている人が他国と比べて少ない、というデータが内閣府からも発表されております。これは国民性なのでしょうか・・・
【自己肯定感が低い】と、劣等感が強く自分に自信が持てない、自分で決めることができず周囲に依存しがち、ネガティブな言葉と思考が癖になっている、など様々な弊害が出ると指摘されております。
具体的には、なんでも自分と他人を比べてしまう傾向が強くなり、自分より優れている人を見ると劣等感を抱いて落ち込み、自分よりダメな人を見ると優越感に浸って安心する…。など感情の変化が常に他者基準になってしまうので、心が疲弊しやすくなってしまいます。
逆に、【自己肯定感が高い】と、気持ちの浮き沈みが少なくなくなるので毎日を明るく楽しく過ごす事が出来、挑戦意欲も出て自然とフットワークも軽くなります。さらに気持ちも常に前向きになれるので、多くの人たちと良好な人間関係を築きやすくなります。
人生を楽しく幸せに過ごすためには、自己肯定感を高めることが不可欠となってきます。
「自己肯定感」が低くなる理由として、自分の育った環境や周囲の大人たちの言動によって、自己否定感が強くなり自己肯定感が低くなっている可能性があります。
また、過去のトラウマ(いじめ・悪口・仲間外れ・対人関係で傷ついたことがある)を抱えている人ほど、「自分は嫌われてる」「自分が存在してると迷惑なんだ」と後ろ向きに考えてしまうため、自己否定が強くなってしまい、自己肯定感が低くなる傾向があります。
思考は習慣(クセ)による反応の割合が高いので、これらに当てはまる習慣があれば、意識的に減らす取り組みをして行くことで、自己肯定感を少しずつでも高めて行けると思っております。
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