メッセージを受取るようになる前までは、他人に迷惑を掛ける事は絶対にダメ!!だと強く思っていました。
もちろん、他人に迷惑を掛ける事が、良い事だとは考えていないのですが・・・・徐々に、違う考え方にシフトしてきております。
この考え方を説明してくれている、文書を見つけましたので共有したいと思います。
人間は、人に迷惑をかけながらでしか、生きていけない存在である
「人に迷惑をかけてはいけない」という考え方があります。
ある方は、「人に迷惑をかける生き方をしたくない。自分も人に迷惑をかけない分、人に迷惑をかけて生きているような人は許せない。とくに暴走族などは、人に迷惑ばかりかけているのではないか」と憤っていました。
私はこの方が、「自分は人に迷惑をかけてない」と言い切っていたことに違和感を覚えました。
「自分は人に迷惑をかけてない」という考え方の中には、「私は、自分の力だけで生きている。私は正しく生きている」という概念が含まれています。
でも、本当にそうでしょうか?
人間は、たくさんの人、物、動植物に、迷惑をかけながら生きているのではないでしょうか。
生きていくために、米や麦を何百万粒と殺し、魚を何千匹、牛や豚を何頭、何十頭も食べているはずです。
食卓に止まったハエを殺し、道ばたのアリを踏みつけ、腕に止まった蚊を叩き殺しているかもしれません。
「私」が生きているために、どれほど他の動物に迷惑をかけてきたのか、わかりません。
「迷惑をかけないで生きる」という考え方は、一面では正しいかもしれません。
しかし、もう一歩進んで考えると、「人間は、他の存在物に対して迷惑をかけていない」ということなど、「ありえない」と気づきます。
むしろ、「迷惑をかけなければ、生きていけない存在である」と考えることができるのです。
そう考えると、「迷惑をかけないで生きるぞ」と決意するよりも、「迷惑をかけなければ生きていけないのだから、自分を支えてくれている存在物に対して、心から感謝をしながら生きていく」というほうが、ずっと前向きではないでしょうか。
「私は誰の世話にもならず、老後もひとりで生きていく」と言った方もおられました。
そういう考えで生きるのもよいと思いますが、人間は、生きているかぎりまわりに迷惑をかける存在です。
だとしたら、「自分は無力でたいしたものではないのだから、人に迷惑をかけながらでしか生きられない」と思い、まわりのすべてに感謝し、手を合わせて「ありがとう」と言いながら生きていくほうが、ずっとラクに生きられるような気がします。
とても共感できる考え方でしたので、掲載させて頂きました。
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