日本の精神科医で随筆家の斎藤茂太氏は、『世間からいくら拍手喝采をあびようとも、結局、自分らしく生きているという実感が得られなければ、何の意味もない。』と語られております。
メッセージでも『本来の自分を取り戻しなさい! 今が苦しいのは本当の自分から離れてしまっているからです。自分自身に対して嘘偽りで抑え込む事を止めて、本当に自分自身が望んでいる事に目を向けて下さい。自分自身に正直になり、自分自身を信頼して下さい。自分自身の望みをかなえる事が出来るのは自分自身だけです。』と伝えられております。
生きて行く上で様々な社会生活やコミュニティへなどに身を置く事により、集団生活などには必要だと自分自身が感じる事柄は沢山あります。時には、思いやりと称した自己犠牲を伴う常識や観念を身に着けながら生きてゆく事になると思います。
メッセージでは『様々な観念や常識の全てが不必要だとしているわけではありません。社会生活を送る上で必要となる常識などについて『愛と感謝』に基づいている考えなのか、強い自己犠牲が伴っていないか、思い込んでいる常識や観念について見直してゆく必要があると伝えているのです。』と伝えられております。
確かに、自分が我慢すれば上手く行く、周りに負担はかけたくないなど、善意からの自己犠牲は存在しますよね。
他人も自分も、良い状態である事が『愛と感謝』の考え方となります。
人は幸せになるために生きているのですから、極端な自己犠牲や遠慮などについて、善意からであっても一度は考える必要があると感じています。
全てが調和し穏やかである事が、『幸せである』状態に近づいてゆくのだと思います。
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