私は、子供の頃から『輪廻転生』を信じている変わった子供だったのですが、ある程度の年齢になった今感じる事は、『輪廻転生』を信じている事で得られるメリットの方が多いぞ!と考えています。
長い人生を歩んで行く中では、自分は望んではいにも拘らず困難な事や喜べない出来事、嫌な気持ちになるような出来事、試練の様な出来事、多種多様な出来るならば経験したくない出来事や感情を経験する事になります。
キリスト教などの教えでは、困難は『神様から与えられた試練』であり、『神様は乗り越えられる試練しか与えない』とされております。
私は、キリスト教徒ではありませんが『輪廻転生』があると考えるならば、『人は輪廻転生し人生を何度も繰り返し生きて行く中で、たくさんの試練や困難を経験する事になります。その経験によって、自分の本質である魂が成長して行くのだから、前向きに捉えて取り組む事が必要。しかも、試練の多くは自分が経験するべきと設定して生まれてくるのだから。』と考える事になります。
この認識があると、自分の目の前に起きている現実に対する考え方を大きく変えざるおえないのだと思います。
色々な出来事に対して、「ただただ辛いと感じ続ける」のか、または、「この試練によって自分が学ぶべきことは何だろうか?」と考えるのか、二つの考え方に分かれて行く事になると思います。
後者の考え方の方が、ポジティブで自分自身を成長させよう、変えて行こう、と前向きに困難に取り組んで行く事が出来る考え方になるのだと思っています。
「今、生きているが、死んだら終わり。」だと考えるならば、今良ければよい、自分が良ければよい、などの刹那的な考え方となり、自分勝手で傲慢な考え方で生きてゆく事になるだろうと思います。
この考え方から抜け出すために、『輪廻転生』を信じる事は、有効な考え方ではないかと思っております。
『全ての出来事は、自分自身の成長の為であり出来事自体に悪意があるわけでは無い。悪意だと受け取るのは自分の考え方による解釈である。』と考える事が出来たなら、穏やかに生きやすく感じるのではないでしょうか。
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