「幸福感」を感じる為には、自分自身が「穏やか」である必要があると考えております。
「穏やか」であるために必要な事の一つとして『自分軸を確立する。』があると思います。
『自分軸』とは、他人に惑わされず、自分の価値観を信じ、人生や生き方、目標を自分の視点で決めることを指します。
『自分軸』をしっかり持つことで、周りの価値観や人にどう思われているか、他人との違いを気にせず、自分の頭で考えて行動できるため、不安や恐れ、他人に流されることから解放され、自分自身の価値観に基づいた生き方をすることが出来る様になります。
一方、他人軸とは周りの気持ちを優先して考える事を指します。協調性など良い面もあるのでしょうが、
周りの意見に流されたり、親の意見を鵜呑みにしたり、周りと比べて優劣をつけたりする行動が目立つようになります。
日本人の多くは他人軸が優位な状態で生きています。周りを気にするあまり、自分の意見がなかなか言えません。
自分軸がないと損得勘定や他人の意見で物事を進めてしまい後悔することが多くなってしまいます。
他人軸が強く、他人と比較しがちな人は、他人との比較は、一時的な優越感や満足感を得る事が出来たとしても、自分の幸せにはつながらないことを理解しなければいけませんし、他人との比較は「勝たなければいけない」や「自分はダメだ」などの思いに囚われ、「穏やかさ」「幸福感」とは遠い所に意識を置く事になってしまします。
いくら他人に勝ったり、優れていると思えたからといって、自分の人生が良い方向に変わってゆくとは限りません。
簡単に意識を変える事は出来ませんが、『自分軸』を理解している事で少しづつでも変わってゆく事が出来るのだと思います。
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